うーん。野菜が大きい。
友人の作業場に運び込まれた野菜を見ているとつくづく思う。
友人と出会うまでは、野菜は、八百屋やスーパーに並んだものしか見てこなかった。畑に行って野菜を見るようなことはまずなかった。しかし、毎日のように友人の野菜を見慣れてくると、それまで見慣れたはずのスーパーの野菜が小さく見える。
おかしなものだ。僕たちが基準にしているイメージなんて当てにならない。
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友人のつくる野菜にも、小さなものもある。しかし、大きいものは本当に大きい。
大きい野菜は、なにがいけないのだろうか?
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毎日のように『振り売り』に出掛けるおかあさんに言わせると、野菜が大きいと売れ行きはあまり良くないらしい。おかあさんが言うには、お客さんは、「大きいと、1日で食べ切れないからもったいない」と言って、大きな野菜を買いたがらないらしい。
もっとも、野菜の味にうるさいお客さんが、「大きいとおいしくない」と言っている訳ではない。いつも新鮮な野菜を食べているお客さんたちのことだから、次の日に残すよりは、新しいものを毎日食べるのが良い、ということらしい。実際、お客さんがたくさん来る予定がある時には、「大きいのをちょうだい」と言ってくるらしい。
うーん。まあ、そういうものかもしれない。
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実際、僕も、友人が作った大きな大根、カブラ、白菜、キャベツなどを平らげてきた。
たしかに、大きな野菜は、1日で使い切れるものじゃない。先日も友人から貰った白菜を使い切るまでには、あれこれ考えた。そして、数日かかってなんとか食べきった。僕のような放蕩者は、あれこれと手を換えながら白菜を堪能できて満足できるのだが、食の細いひとには、そうもいかないのだろう。
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うーん。そもそも、野菜には、この位の大きさがちょうどいい。そんな基準のようなものがあるのだろうか?
でも、野菜を丸ごと食べることは、まず無い訳だから、野菜を買う人、野菜を調理する人の価値観が大きく左右する。
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実際、友人と取引のある料亭などは、大きいものを好んで仕入れていく。おおきい野菜は、細工がしやすいので、味だけでなく見せる技を競うプロにとっては、都合が良いのかもしれない。それに、大きい野菜には、大きい野菜なりのおいしさがある。プロの手にかかると、野菜の楽しみ方の幅も広がる。
まあ、野菜の大きさを決めつけてしまって食べず嫌いになるのが一番良くないのかなあ。
1 件のコメント:
作物は大きい程美味しい傾向があります。昔から、豊作の年は何でも美味しいという言い伝えもあります。しかし、理屈で考えても大きい野菜・果物は美味しいはずです。しかし、あまり知られていません。1)陽気がよく、育ちがよい、ということは光合成が沢山進みます。2)作物体内には多量のブドウ糖が合成されます。3)ブドウ糖濃度が高いと、作物は元気に、ぐんぐん育ちます。4)大きく育ち、作物体はブドウ糖濃度が高く、美味しいです。5)生長するための代謝・同化反応は、ATPで進行します。ATPはブドウ糖が原料となります。6)ATPは生物の万能エネルギー通貨です。生物は全部、ATP、ブドウ糖が大好きです。7)野鳥でも、甘い作物は大好きです。
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