米国産牛肉は必要なんだろうか?
米国産牛肉を飛行機で輸入して販売を始めた大阪の焼肉店のニュースが、テレビに流れた。
「個人が判断して食べてください・・・」という、いい加減な『内閣府の食品安全委員会』のコメントから2週間も経たないうちに、こういう状況がやって来た。
もっとも、この時期に覚悟を決めて焼肉店にやって来たお客さんたちは、実は、一番安全な牛肉を食べたのかもしれない。なにしろ、再開直後であれば、さすがに高い安全性が確保されているはずだから・・・。しかし、だからと言って、米国産牛肉を食べることには積極的にはなれない。
個人的には、食品の安全を考えることは、国の安全を考えることと本質的には同じ問題だと思う。軍隊を持つことで国の防衛を考える人は、ウイルスによるテロ対策も、安全でない食品による経済の混乱も、同じ問題だと考えるべきだ。
しかし、日本という国では、『内閣府の食品安全委員会』という国家中枢にある機関が、安全を担保することを個人に託してしまった。
『建築強度偽装』の話と同じで、個人がどうやって判断すれば良いのかさえわからない、とても難しい問題であるにも関わらず、問題は、個人の選択の問題へとすり替えられてしまった。
こうした状況に至る背景には、「米国産牛肉を食べたい」という『個人の尊重』があるのだろうか?
米国産牛肉の輸入解禁の裏側で報じられた事実がある。
米国では、日本産牛肉の輸入解禁になったそうだ。
米国において「おいしい肉を食べたい」と思う人たちは、さぞかし喜んでいることだろう。
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